三菱商事の業績を見てみる

前回

バッフェトjrです。前回は5大商社(主に三菱商事)の社会的な役割について解説しました。とにかく世界で資源や食品、エネルギーなどを作り、それを自国生産できない日本に届ける役割を持ってるんだよ。という話だったと思います。そんなわけで今回は実際、業績はどうなの?という中身を見ていきたいと思います。この記事は初心者向けです。ガチガチの専門用語出まくり、チャートに線引きまくり、といったことはしません。それをお望みなら回れ右!!

売り上げと純利益

まずは企業の最も基本的な売り上げと利益を見ていきます。利益と言っても、営業利益や経常利益、当期純利益など様々ですが、誰でもわかる純利益を挙げます。つまり、宣伝費とか人件費とか諸々の経費を除いた最終的に手元に残るお金のことです。簡単でしょ?じゃあ売上。ドン!

引用元:strainer

2012年からの売上の推移です。2018年まではヨコヨコしてるんですが、2019年に爆上げしていますね。何があったんでしょう。探ります。わかりませんでした。ですが、他の指標を見てみると・・・

引用元:strainer

いいものがありました。当期利益率は一旦無視して、純利益は2018年も2019年もあまり変わってないようです。所詮、売上が多くても、ガンガン設備投資などしていれば、手元に残るお金は少なくなります。ですし、減価償却費などもありますし。利益率は見なくてええの?という質問がきそうですが、基本的には、売上が多ければ多いほど、利益率は下がります。なぜなら、純利益/売上高 なので。ここでもう一つ見ておきたいことがあって、どれくらい設備投資しているか?です。それは研究開発費で見ることにします。 三菱商事のホームページで・・・投資家情報・・・財務データ・・・・あれ??書いてない!!米国企業は基本書いてるイメージですが、日本企業は定められてないのでしょうか?まぁ、おそらく設備投資で純利益は上がってないと思われます。営業CFと資産自体は年々増えていました。図はめんどくさいので載せません。次!!

ROEとROA

あまり気にしないのですが、自己資本利益率と総資産利益率を見ていきます。

財務データをもとに作者自作

大学の時には、タイトルと縦軸、横軸を必ず書かされました(当然)すみません。書いてません。横軸は2013年から2021年までです。ROEというのは、「自社がもつ資本がどれだけ利益を生み出しているか」を表しています。次にROA。

ROAは自己資本だけでなく、負債や借り入れなども合わせた総資本が生み出す利益の割合になります。見比べてわかるとおり、どちらも同じように推移しています。つまり、数値を見るのも重要ですが、偏りがないことが重要です。だって、ROEが高くて、ROAが低かったら、自己資本があまりなく、レバレッジをかなりかけて利益を生み出していることのなります。これはちょっとリスクですよね。企業体力がないことのシグナルになり得ます。逆にROEが低く、ROAが高いと、うまく借り入れを回収できていない。資本を持て余している、と予想できます。

まとめ

今回のところは、ここら辺にしたいと思います。売上が上がったにもかかわらず、利益は減少傾向、ROEとROAも下がってる。原因としては、コロナにより、消費財の需要は増してるもののコンテナなどのサプライチェーンがうまく機能しておらず、利益を出せていないのか。それとも設備投資に多額のお金を使い、後から利益を回収していくのかと考えられます。どちらも短期的な問題なので、長期保有は様子見で、これからに期待します。では。

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